浜辺の近くの家に住むある男性。ある日家の近くの浜辺を歩いていると、彼はとても不思議な岩を見つけました。この岩を見た時、この岩は到底普通の石ではない。どこかに通報して助けを呼ぶべきか迷いました。彼は家の前でこの岩を見ながら呆然と立ちすくんでいたところ、何と岩を見つけたのが原因で、隔離をされてしまったのです。
どうすればいいのか?
この男性が不思議な岩を見つけて数分後、防護服に身を包んだ救助隊がやってきました。そして自分が見つけた異常な物体を指さし、救助隊に報告しました。この時点でこの男性はあまりのショックで口をぽっかり開きただ立ちすくむことしか出来ませんでした。一体この男性は何を見つけたのでしょうか?
散歩の途中
この物語は2016年の春のことです。スティーブン・ホワイトンは英国,ランカッシャー群に住んでいてこの日ミドルトン海岸を彼の妻、ビオラと散歩していました。この海岸は英国側からアイルランド海が一望できるとても綺麗で有名な海岸です。この近くにオーバートンという村があるのですが、その岩は一体どこからここに置かれているのでしょうか?誰かがこの村から捨てたのでしょうか?スティーブンが散歩中に偶然この岩に遭遇しました。
大好きな場所
ミドルトン海岸は近くに住む住人の間でハイキングや犬の散歩に最適な人気のある場所でした。スティーブンとビオラはあまり混んでいない時間にその海岸沿いを散歩するのが大好きでした。混んでいる時間は家族ずれや子供、犬などがたくさん海岸に来ていてとても賑やかです。ゆっくりリラックスして散歩を楽しむために彼らはいつも混んでいる時間を避けて海岸へ来ていました。
何かがおかしい
二人が景色を眺めながら歩いていた時、スティーブンは何かに気が付きました。まず急に鼻を突くような匂いがしたのです。その時スティーブンにはその匂いが一体何から出ているのか全く予想がつきませんでした。その直後、この二人の一生を変えるような出来事が起こったのです。
興味津々なカップル
この奇妙な匂いも普通の匂いではありませんでした。腐った魚のような鼻をつくような刺激的な匂いで、このカップルは今までこのような匂いを嗅いだことがありませんでした。スティーブンは匂いの事をビオラにすぐ言い、二人はこの不快な匂いに鼻をつまみながらも一体この匂いが何から出ているのか突き止めたくなりました。匂いをたどっていくと、彼らはラグビーボールより少し小さい灰色の物体の元へたどり着きました。
変な岩
奇妙な匂いをたどっていったカップル。海岸は潮が引いていて海水で洗われた綺麗な状態でした。そこにどんと無造作にある変な匂いのする岩。今まで見たこともないような岩でした。この岩はフットボールかラグビーボールかぐらいの大きさで、波が表面を洗いざらし滑らかな状態になっていました。一体これは何でしょうか?
興味にまかせて
二人はこの岩に近づきました。スティーブンはゆっくり、ひっそりとこの岩に触ってみました。以前スティーブンは、この海岸でそしてまさに今彼らがいる場所で以前にも変わった物体が発見されたという新聞記事を読んだことがありました。しかしここまで変わったものを見つけた人はいません。スティーブンは更に興味をそそられ、その岩から離れることが出来ませんでした。
異様な匂い
この奇妙な匂いは確かにこの岩から出ていました。スティーブンは岩に更に近づき匂いを確認しましたが、やはりこの匂いは今まで嗅いだことのない匂いだと思いました。匂いはとてつもなく悪かったのと同時に嗅げば嗅ぐほど今までにはない不思議な匂いを放っていました。「この匂いは海と農場の匂いを混ぜたような、例えばイカと家畜の糞を混ぜたような強烈な匂いだった。」とスティーブンはその時の事をそう語りました。
大当たり
大抵の人が願うように、スティーブンとビオラもいつか宝くじか何かに当たって一気に金持ちになることを夢見ていました。もしかするとこの日が彼らが夢見た日だったのかもしれません。何かに大当たりして金持ちになるのとは少し違いますが、今までこんなことは人生一度たりともなかったのですから。
次のステップ
カップルはこの岩を眺めながら、次にどうすればいいのか考えていました。匂いがあまりにも悪いからこのまま何もせずに帰ろうか、それともこの岩を家に持ち帰るべきか?中々決めることが出来ませんでした。さて彼らはこの状況、どうしたと思いますか?
これはチャンスかも!
このカップルはこの岩をそのまま黙って見過ごすわけにはいかないと思いました。さっきも言った通り、カップルは一攫千金することを夢見ていました。もしかしたらこの岩はとてつもない価値があるかもしれない。そう考えて、彼らはリスクを背負いことにしました。この岩は一体どれくらいの価値があるのだろう、とても高価な物だったらいいのに、ずっと夢見ていたキャラバンが購入できるぐらいに。彼らは自分たちがこの岩で一攫千金することしか考えていませんでした。
家に持って帰る
ついに二人はこの岩をとりあえず家に持って帰ることに決心しました。結構大きく重みのある岩でしたから、ビオラのスカーフにくるんで担ぐことにしました。スカーフにくるめが運ぶのにも便利でしたし、何よりも誰かに岩を運んでいるところを見られる心配がありませんでした。彼は岩を早く家に運び、インターネットで一体この岩が何か早く調べたかったのです。
自己判断
奇妙な岩を持ってカップルは家に到着しました。スティーブンはまず体重計でこの岩の重さを計りました。それは約7キロぐらいありました。もしこの岩が金ぐらいの価値があるのなら・・・と思うと二人の心は踊りました。スティーブンはこの謎の岩の正体を突き止めるには何らかのヘルプが必要だと思いました。
考えを張り巡らせ
スティーブンはまずフェイスブックのコミュニティーグループを探しました。そしてそのコミュニティーのサイトにこの岩の写真を載せました。するとすぐたくさんの人が彼の投稿を見てアクセスしてきました。さてその後どうなったのでしょうか?
これは隕石?
スティーブンの投稿にアクセスしてきた人たちから色んなコメントがありました。そのコメントはあまり人が思いつかないとてもクリエイティブな内容ばかりでした。ある人は深海火山があり、その海岸沿いで水中爆発して岩が出てきたとコメントしました。またこの岩は隕石だという人もいました。
可能性は無限
プロの地理学者がスティーブンにマグネットテストをするよう提案してきました。この磁石を使ったテストはこの岩が本当に隕石かどうか判断するテストです。この学者が言っていることにスティーブンは納得してマグネットテストを試みることにしました。しかし結果的にはここでコメントしていた人たちは全員間違っていました。
正体不明のまま
「この岩はとても固いゴムの塊のような感じでした。表面は蝋燭のような肌触りでした。この岩を触ると何だか指にワックスが付くような感覚がありました。」とスティーブンはインタビューで説明してくれました。奇妙な匂いを放ち、奇妙な肌触りのこの岩。実際、一体どんな物体だったのでしょうか?
パニックレベルが高くなって
ホワイトン家ではこの謎の岩のおかげで不気味な雰囲気が流れていました。スティーブンは地理学者が言ったようにマグネットを岩に近づけて見ました。そうした時に心臓の鼓動が高くなりだしてパニック状態になってきました。スティーブンもビオラもこの不気味な岩に対して段々怖くなってきました。
気をつけろ
この時点でスティーブンはナーバスになっていましたが、自分たちが持って帰った奇妙な岩の正体を突き止めるため実験を続けるしかありませんでした。怖かったのは、誰もこの岩がとても危険な物か価値があるものなのか知らなかったからです。もしとても危険な物だったらと思うと、彼らはより注意深くなりました。
マグネットテストとは?
マグネットテストは通常、ゴールドが本物かどうか見分けるために行うテストです。例えば偽物の金はこのマグネットにくっつきます。金属の成分を見るためにこのテストを行うのです。隕石かどうかもこのテストで判明するとその地理学者は教えてくれました。
電話
スティーブンがマグネットテストを行っている間、岩に鉄分が付着していないかどうかを一番気にしなければいけないと学者がアドバイスしてくれました。表面をきれいにしたうえでマグネットテストを行い、マグネットに何も付着することがなければ、これは隕石ではありません。しかしスティーブンはこの奇妙な匂いが何であるか解明することができませんでした。
救助隊
スティーブンは何時間もこの岩と向き合っていましたが、この岩が何であるか解明することが出来ませんでした。この岩の正体だけでなく、危険物かどうかも解明できませんでした。そこで仕方なく警察に通報しました。それからすぐ防護服をきた救助隊がスティーブンの家にやってきました。
エキスパート
この時点でスティーブンは散歩から始まって自分たちが一体何と関わったのかも分からなくなってきました。オンラインで色んな人たちがアドバイスしてもくれましたが、この状況はまさしく想定外でもうコントロール不可能でした。スティーブンはプロの助けが必要だと思い軽い気持ちで通報しました。その結果、スティーブンとビオラに一体何が起こったのでしょう?
隔離措置
二人の救助隊員が家に到着してすぐ、家の中の異常がないか軽く調査しました。岩に反応するような物がないか、あればそれを排除する必要があったのです。この調査をしている間、スティーブンとビオラは家の外で他の調査員に散歩での状況を説明していました。調査員はパニックにならないよう、ゆっくり事情調査を取りました。